栃木県宇都宮市の呉服店おぎはら。もっとお洒落に、カジュアルに楽しむきものライフを応援します。
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フォーマルな場でのお召しもので大切なことは、自信を持っていられること、そして、連客やホストに喜ばれる「品格」を持っているということではないでしょうか。こうした場におけるおきものには素材の良さと、意匠(文様)の意味にこだわってみることをお薦めします。よりそのおきものがあなたに寄り添い、品格をにじませてくれることでしょう。
きもの...小石丸 菊塵染色無地
皇后様が紅葉山山荘にて飼育された国産原種で最高格の蚕、小石丸。1998年に一般にも使用が許された小石丸で織りあげたこのきものは、天皇陛下が即位の儀にて着用する色、菊塵染にて染め上げたもので、かつては天皇以外まとうことのできない禁色でした。太陽の紫外線によって緑から黄金色に色目が美しく変化します。
帯...唐織 青海波に丸龍飛雲文様
卓越した技術で西陣織の最高峰を究めた大正・昭和の名工である織師、山口安次郎氏。50年程前に先々代の金剛流の家元に300年もつといわれる能装束の制作を薦められ、以来日本の織物の集大成ともいえる能装束を織り続けています。さらに氏はこの日本の美意識を紹介するために海外にも数多くの能装束を寄贈しておられます。この帯は能衣裳の図柄を帯として織りあげたもので、安次郎氏97歳の時に制作されました。
琉球紅型振袖
琉球紅型は古来より琉球の王家や士族の礼服であり、その文様においても身分に応じて許された色や型が決まっていたそうです。また、左右対称の図柄は神聖化の表れでした。本土の染織品にはない、鮮やかでコントラストの強い美しい色彩と独特の意匠は、沖縄の豊かな自然と強い陽射しの中で生まれたものといえるえでしょう。
本品は中心部より左右対称に文様が施されており、高い格式の礼装であることを表します。